がまだせ熊本
いつも大変お世話になっております。
事務長の上畑です。
報告が遅くなりましたが・・・
実は、5月月初に院長の岡田と熊本へJMAT(日本医師会)の医療ボランティアとして行ってまいりました。
その時のチームです。

当院の院長岡田と私、しげい病院の吉原看護師、こやま薬局の大庭薬剤師の4名です。
医療資材のチェックをしている様子です。

我々が配置されたのは【グランメッセ熊本】という商業施設で、所謂非公式の避難所です。
ここは、大きな施設なのですが、個々もかなりの被害が出ており、中には入れない状態でした。
ただ、大きな駐車場がある関係で、多くの被災者がテント泊や車中泊をするために集まっている場所です。
750名ほどの方が避難されておられました。
我々が担当する救護所です。ボランティアの方が運営している物資の配布所ですが、その一部を借りています。


頭痛を訴えられる方、腰痛や膝痛などの痛みの方、気管支炎や肺炎疑いの方、結膜炎の方、熱中症の方、そしてニュースでも取り上げられていたDVT(深部静脈血栓症・・・体の深部にある静脈に血栓ができる症状)の疑いのある方など、様々な方が救護所へ来られました。車などの狭いところで、しかも同じ姿勢で寝ている・・・、暑いテント内で生活している・・・、衛生的に・・・など様々な原因が考えられました。
日中は自宅で片づけ、夜にこの避難所に戻ってくる人が多く居られ、その方々への診療で夕診も実施しました。

この期間、多くの方を診療させていただきました。先ほど述べたような身体の不調を訴える方が多かったのですが、時折起こる地震、家に帰れない現状、今後の生活の見通しが立たない現状などによる「不安な気持ち」が垣間見え、心のケアも今後は必要になるのだと感じました。
最終日は、熊本城を見ながら帰路に着きました。

かなり崩れていました。
数日の支援しかできなかったので、この地域の方々のお役にたてたのかどうか・・・。
ただ、短い期間ではなりましたが、我々の出来る事は精一杯やってきました。
今後も支援が必要な地域なので、「次のチームにつなげる!!」ことは出来たはずです。
以上で我々のチームの活動は終了しましたが、今回のこの経験は、医療人としてだけでなく、人としての多くの学びがありました。我々の今後に、そしてつばさクリニックの今後にもその経験を活かしてければと考えています。
最後に…
チームとして一緒に活動をした、仲間たちに感謝!!
そして、今後も熊本への支援が継続されることを願っております。がまだせ熊本!!
JMAT報告会の様子です。
クリック↓
報告会の様子
「おまけ」
このグランメッセ!、非公式なので、炊き出しは無いのですが、その分多くのボランティアが集まっています。
お子様向けのおもちゃ用意して遊び場を作る人たち、トラックで食べ物を持ってくる人、無料のあん摩をされる人たち、物資を持って来たり、それを管理する人たち・・・とても多くの人の支援がありました。
中には、一人で来られて、「何かボランティアさせてください!」という人も居らっしゃいました。
この日は、某県の保健師さんらが企画し、ボランティアでラジオ体操の先生を連れて来ていました。

(これぞラジオ体操!!と言わんばかりの動きでした。)
この様な状況だからこそ、ボランティアであっても、ある程度のルールとマナーが必要なのですが、人の支援のチカラ、支えあうチカラなどを見ることが出来ました。
事務長の上畑です。
報告が遅くなりましたが・・・
実は、5月月初に院長の岡田と熊本へJMAT(日本医師会)の医療ボランティアとして行ってまいりました。
その時のチームです。

当院の院長岡田と私、しげい病院の吉原看護師、こやま薬局の大庭薬剤師の4名です。
医療資材のチェックをしている様子です。

我々が配置されたのは【グランメッセ熊本】という商業施設で、所謂非公式の避難所です。
ここは、大きな施設なのですが、個々もかなりの被害が出ており、中には入れない状態でした。
ただ、大きな駐車場がある関係で、多くの被災者がテント泊や車中泊をするために集まっている場所です。

750名ほどの方が避難されておられました。
我々が担当する救護所です。ボランティアの方が運営している物資の配布所ですが、その一部を借りています。


頭痛を訴えられる方、腰痛や膝痛などの痛みの方、気管支炎や肺炎疑いの方、結膜炎の方、熱中症の方、そしてニュースでも取り上げられていたDVT(深部静脈血栓症・・・体の深部にある静脈に血栓ができる症状)の疑いのある方など、様々な方が救護所へ来られました。車などの狭いところで、しかも同じ姿勢で寝ている・・・、暑いテント内で生活している・・・、衛生的に・・・など様々な原因が考えられました。
日中は自宅で片づけ、夜にこの避難所に戻ってくる人が多く居られ、その方々への診療で夕診も実施しました。

この期間、多くの方を診療させていただきました。先ほど述べたような身体の不調を訴える方が多かったのですが、時折起こる地震、家に帰れない現状、今後の生活の見通しが立たない現状などによる「不安な気持ち」が垣間見え、心のケアも今後は必要になるのだと感じました。
最終日は、熊本城を見ながら帰路に着きました。

かなり崩れていました。
数日の支援しかできなかったので、この地域の方々のお役にたてたのかどうか・・・。
ただ、短い期間ではなりましたが、我々の出来る事は精一杯やってきました。
今後も支援が必要な地域なので、「次のチームにつなげる!!」ことは出来たはずです。
以上で我々のチームの活動は終了しましたが、今回のこの経験は、医療人としてだけでなく、人としての多くの学びがありました。我々の今後に、そしてつばさクリニックの今後にもその経験を活かしてければと考えています。
最後に…
チームとして一緒に活動をした、仲間たちに感謝!!
そして、今後も熊本への支援が継続されることを願っております。がまだせ熊本!!
JMAT報告会の様子です。
クリック↓
報告会の様子
「おまけ」
このグランメッセ!、非公式なので、炊き出しは無いのですが、その分多くのボランティアが集まっています。
お子様向けのおもちゃ用意して遊び場を作る人たち、トラックで食べ物を持ってくる人、無料のあん摩をされる人たち、物資を持って来たり、それを管理する人たち・・・とても多くの人の支援がありました。
中には、一人で来られて、「何かボランティアさせてください!」という人も居らっしゃいました。
この日は、某県の保健師さんらが企画し、ボランティアでラジオ体操の先生を連れて来ていました。

(これぞラジオ体操!!と言わんばかりの動きでした。)
この様な状況だからこそ、ボランティアであっても、ある程度のルールとマナーが必要なのですが、人の支援のチカラ、支えあうチカラなどを見ることが出来ました。
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